こんにちは!
一児の母みやです。
今回のテーマは【食物アレルギー体験談】です。
・ごまアレルギーの体験談を聞きたい
・くるみアレルギーの体験談を聞きたい
離乳食で分かった卵アレルギー
分かった経緯
私が離乳食をあげていた2018年は、卵は離乳食中期から と言われていました。
今はもうちょっと早いみたいですね。
というわけで生後7ヶ月に入ると同時にまずは 卵黄 をあげました。
これは問題なくクリアできました。
問題は 卵白 です。
卵黄から数日開けて、よく火を通した卵白を1口あげました。
すると食べることは食べたのですが、食べ終わってふと子どもの顔を見ると、何だか口まわりが赤いような気がしました。
嫌な予感がしましたが、1時間も経たずに消えたのでその日は何もしませんでした。
数日置いて、今度は2口あげました。
また赤みが出ました。
間違いない。
小児科に連れて行って検査を受けると、卵アレルギーに陽性反応がありました。
アレルギーの程度
卵アレルギーの場合、3つの項目について検査する場合が多いと思います。
① 卵白
② 卵黄
③ オボムコイド(耐熱性卵タンパク)
卵白は白身、卵黄は黄身、そしてオボムコイドは卵白に含まれるたんぱく質の一部です。
オボムコイドはアレルギー反応を引き起こす可能性が高い物質で、加熱してもアレルゲン活性が強いと言われています。
さて、アレルギー反応の程度ですが、無反応をゼロとして、一番高いクラスが6となっています。
我が子の場合、卵白が クラス3、卵黄が クラス2、オボムコイドが クラス0 でした。
つまり、卵白に強く反応していたものの、アレルゲンはオボムコイドではないということです。
目に見えるアレルギー反応としては、白身を食べると口まわり、首、胸に湿疹ができ、数時間で消える というものでした。
アレルギー判明後、卵の与え方はどうしていたか
先生によって方針が異なると思いますが、かかりつけ医は「ひどい症状が出ないなら少しずつ食べさせて馴らすのがいい」という考え方でした。
劇的な症状が出ていればまた違うと思いますが、我が子の場合は「食べると赤くなる」程度で、年齢とともに大丈夫になっていくパターンだと言われていました。
というわけで、様子を見ながら与えていました。
0歳のうちは避けていましたが、1歳 を過ぎた頃から 白身の入った食物 程度のものから少しずつ食べさせました。
卵白がつなぎとして入っている、はんぺん、ハンバーグ、お菓子などです。
大丈夫でした。
2歳半 からはゆで卵(おでんの卵)をあげました。
全く問題なかったので、卵焼きもあげました。
大丈夫でした。
それですっかり安心していたのですが、3歳 になっても白身が少しでも生っぽいとなんとなく口まわりが赤くなることがありました。
でもそれも毎回ではなかったので、4歳過ぎ に一緒にすき焼きをして生卵を少しつけて食べさせたところ、咳き込むとか腫れあがるとかはなかったのですが、反応が明らかにおかしくて(おいしいまずいではなく、口に入れて違和感があるような顔をしていました)、口まわりに赤みが出ていたのでやめました。
検査上でのアレルギー数値は下がっていましたが、実際の反応としては生卵はやはりまだダメなようでした。
卵アレルギーの現状 4歳現在
もともとひどい症状が出るわけではなかったのですが、目覚ましい改善もありません。
おでんの卵のようにしっかり火を通していれば2歳の頃から丸ごと1個食べても問題ありませんでしたが、卵焼きなどで白身に半熟の部分があると5歳近くなった今でも多少赤みが出ます。
生卵はもちろん、温玉も避けた方がいい という感じですね。
幼稚園に入る前にアレルギー検査をしたところ、0歳時代にはクラス3だった白身への反応が クラス1 にまで下がっていました。
でも、食べた時の実際の反応は クラス3 だった頃とあまり変わらない印象です。
入園前に分かったごまアレルギー
ごまアレルギーは、我が子の場合、体感ではもっとも軽いです。
最初はアレルギーとは思わなかったというか、食後になんとなく口まわりが赤いと思ってもゴマのせいとは気づきませんでした。
たまたまゴマ料理が続いた時だったのか、きっかけは忘れてしまいましたが、何かの時にふと「この口の赤みはまさかごまアレルギー?」と疑いを持ち、検査してもらったところビンゴでした。
検査をしてもらって、3歳時点で数値上は クラス2 です。
我が子の場合、ゴマの粒が形を保っている状態であれば食べても問題ありません。
だめなのはすりゴマやゴマドレッシングなど、ゴマの中身が出ている状態 のものです。
そう言えば小児科では、卵は少しずつ食べさせて馴らす方がいいと言われましたが、ゴマについては何も言われていません。
卵ほど必須の食品ではないからかもしれません。
突然判明したくるみアレルギー
分かった経緯
4歳になった頃、芝生公園でくるみケーキを食べていたら、子どもが「からい」と言いました。
私はまさかアレルギー反応とは思わず、「そう?」と言いながら普通に食べて、子どもが食べ進まなかったので嫌いな味だったかなと思いケーキは片付けてそのまましばらく遊びました。
そのうち「からい」「お腹が痛い」と言い始めたので帰宅して、シャワーを浴びせてトイレに行かせましたが症状はひどくなるばかり。
咳き込み始めて、首元どころか胸、お腹、腕にまで蚊に刺されたような湿疹がぶわっと広がっていました。
日曜だったので慌てて救急医療に連絡し、最終的にはステロイドの吸入で落ち着きました。
アレルギーの程度は卵と同じだったけれど
検査の結果、卵白と同じくアレルギー反応は クラス3 でした。
クラス3でも幅があるのか、「ちょっと赤くなるかな?」程度の卵白と、「これはただごとではない」と病院に駆け込んだくるみでは見た目の反応は全く違いました。
同じ3でも、卵は2寄りでくるみは4寄りだったのかもしれません。
くるみアレルギーは改善する可能性が低いらしい
卵アレルギーには楽観的な様子だったかかりつけの先生でしたが、くるみアレルギーの結果が出た時には難しい顔をして、「うーん、これはねえ、治らないかもね。ナッツ系のアレルギーは大人になっても改善しないことが多いから」と言いました。
アレルギーは体質なので、こうすれば治る という治療法はなく、子どもの場合は成長とともによくなることを祈るしかないという状態です。
それを病院の先生から「治らないかもね」と言われてしまっては希望がついえてしまいますが、体質はどうしようもないのでくるみを避けるしかありません。
もうすぐ5歳の子どもにも「くるみはアレルギーだから食べちゃダメ」と教えて、「うん、くるみは食べないよ」と答えるようになりましたが、くるみを見ても多分分からないんですよね。
まず本人が気付いて「これは何?」と聞けて、出してくれた人が「くるみだよ」と教えてくれれば大丈夫ですが、そううまく行くとは限りません。
洋菓子にはわりと入っていることが多いので、もう少し大きくなるまでお呼ばれの場などでも1人にはできない、油断は禁物という感じです。
卵アレルギー、ごまアレルギー、くるみアレルギーまとめ
赤ちゃん時代に卵アレルギー、3歳でごまアレルギー、4歳でくるみアレルギーが判明した我が子ですが、これ以上出てこないことを祈るばかりです。
だんだん良くなると言われた卵アレルギーですら、あまり改善は見受けられません。
赤ちゃんの頃、小児科では小学生になる頃には卵かけご飯もきっと大丈夫というようなことを言われて、あと1年半ですがどうなることやら。
卵についてはしっかり火を通せば大丈夫、ゴマは粒のままなら問題なし、くるみは絶対に避けないとダメな感じです。
改善、悪化がありましたら追記しますね。
そして、アトピー、イボ、アレルギーには相関関係があるというか、アレルギー体質の子はアトピーやイボを発症する確率が高いそうです。
うちの子は全制覇してしまいました。
よろしければご覧ください。
お読みいただきありがとうございました!